【妙見温泉|鹿児島】『妙見温泉 ねむ』宿泊記|源泉掛け流しの温泉・貸切風呂・岩風呂・食事・料金をレポート

鹿児島・妙見温泉で2泊3日プチ湯治をしてきました。2泊目にお世話になったのが「妙見温泉 ねむ」。ほぼすべてリノベーションしたのでは?と思われるような綺麗な旅館で、貸切風呂や岩風呂など温泉にもこだわりがありながら、おいしいごはんが楽しめる宿です。

この記事では、実際に宿泊して感じたお部屋・温泉・食事・料金を正直レポートします。

この記事でわかること
  • 妙見温泉 ねむの基本情報・アクセス
  • お部屋の様子
  • 温泉入浴レポート
  • 食事レポート
  • 料金・こんな人におすすめ

基本情報

項目内容
施設名妙見温泉 ねむ
住所鹿児島県霧島市隼人町嘉例川4386
チェックイン15:00〜(今回は早めの到着でも対応していただけました)
チェックアウト10:00
お風呂大浴場:岩風呂・黄金湯
貸切風呂:家族風呂・ぬる湯
料金おひとり様 約22,000円〜(1泊2食) ※記事執筆時
アクセス・鹿児島空港から車で約15分
・無料駐車場あり

※最新情報は公式サイトやじゃらんなどの各旅行サイトをご確認ください。

アクセス

交通手段ルート備考
レンタカー・タクシー鹿児島空港から妙見温泉エリアまで約15分帰りのタクシーはつかまりにくいため、宿への依頼や早めの予約がおすすめ
バス鹿児島空港→妙見温泉バス停まで約30分1日に3本しか出ていないため、時刻表の確認は必須

のんびり滞在メインのためバスで行こうかと悩みましたが、先に予約していた飛行機との時間が合わず…。レンタカー料金も安かったので、今回はじゃらん経由で予約したレンタカーで向かいました。

妙見温泉やその周辺には、良質で多様な日帰り温泉やおしゃれなカフェがたくさん点在しているので、結果的にレンタカーでよかったなと思っています♪

お部屋の様子|広縁のソファが心地よいリノベ旅館

今回は1番お安いお部屋をひとりで予約。約22,000円のところ、鹿児島の割引を使って約18,000円で宿泊できました!(夏のかごしま宿泊割:2026年7月31日まで利用可能)

通されたのは、ひとりにはちょっと広すぎるくらいの和室…!全体的にリノベーションされていて、畳も水回りもとてもきれいです。奥には広縁もあり、荷物を広げてもゆとりのある間取りでした。

畳にお布団スタイルの和室。奥の広縁からは緑の山が見えます
テレビ・冷蔵庫・空気清浄機・ケトルなど、設備もひと通りそろっています

広縁にはソファとミニテーブルがあり、これがなかなかいい感じ。買ってきたものを軽くつまんだり、ちょっと仕事をしたりと、思い思いに過ごせます。ただしWi-Fiは一応あるものの、お部屋の位置のせいかかなり弱く、繋がらないことも多めでした。ワーケーション目的の方はWi-Fi頼りにせず、スマホからテザリング前提で考えておくと安心です。

広縁にはソファとミニテーブル。緑を眺めながらのんびりできます

訪れたのは6月。あいにくの雨模様でしたが、しっとりと濡れた山の緑がかえって美しく、雨の温泉もこれはこれで風情があっていいものです。

窓の外には妙見の山々と、のどかな温泉街の景色が広がります

リノベーションのおかげで、水回りも基本的にきれいに整えられています(日本人はやっぱり水回りが気になりますよね)。昔ながらの宿だとトイレや洗面台が共用のことも多いですが、こちらは各お部屋に完備。アメニティもしっかりそろっています。

化粧台近くに歯ブラシやくし、ドライヤーなどのアメニティ
部屋にトイレもあり、きれいなウォシュレット付き
洗面台もリノベーションされていて、とても清潔です

お水やお茶、お菓子のサービスに加え、浴衣などのアメニティもひと通りそろっているので、もちろん手ぶらでも安心して過ごせます。

地元「財宝温泉」のお水や、コーヒー・お茶のサービスもうれしいポイント
タオルや浴衣ももちろん用意されています

温泉レポート|貸切湯・ぬる湯・岩風呂の3本立て

『妙見温泉ねむ』には大浴場が2つ(男女各1つずつ・時間帯によって交代)、貸切風呂が2つ(空いていれば自由に利用可能)と充実しています。

泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉。妙見温泉エリアならではの「美肌の湯」です。

成分総計は2,634mg/kgとかなり濃厚で、美肌成分のメタけい酸も186.6mgとたっぷり含まれています。旅館のHPにも「古い角質をやわらかくし、皮脂を乳化させて汚れを落としやすくする、石けんのような働きをします」とあり、実際に入ってみると、肌の不要なものがすっと落とされていくような感覚があります。泉温は約53℃と、ちょうど入りやすい湯加減でした。

項目内容
源泉名妙見13号
泉質ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉(低張性・中性・高温泉)
泉温53.0℃(気温31.2℃)
pH値7.16(中性)
溶存物質(成分総計)2,634mg/kg(濃い温泉の目安1,000mgを大きく超える)
主な成分炭酸水素イオン(1,172mg)・ナトリウムイオン(226.5mg)・カルシウムイオン(180.6mg)・マグネシウムイオン(102.3mg)など
遊離成分メタけい酸 186.6mg(美肌成分の目安50mgの約3.7倍!)
主な効能神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・慢性皮膚病・きりきず・やけど・疲労回復など
泉質の特徴炭酸水素イオン(重曹)が肌の角質をやわらかく整える「美肌の湯」
館内に掲示されていた温泉分析書(妙見13号)

岩風呂|とても広いのに源泉がドバドバかけ流し!

妙見温泉エリアでも随一の広さを誇る岩風呂。この日は女性が24時まで利用可能でした。

入ってびっくり、とにかく広い!なのに源泉がドバドバとかけ流しされており、巨大な浴槽からお湯が溢れ出ていました。

岩で組まれた広々とした浴槽にお湯がたっぷり

さらに木の温もり感じる「寝湯」や「壺湯」、火照った体を冷ます「水風呂」まであり、ひとつの浴室で湯めぐり気分が味わえるのもうれしいところ。

木につつまれるような感覚の「寝湯」
信楽焼のような壺湯はとっても新鮮

夜遅めの時間だったこともあり、ほぼ独泉状態。すべての浴槽にゆっくりと浸かり、「こんなっ贅沢をしていいのかしら」と思うほど…大満足の入浴でした。

「水風呂」も完備。火照った体をきゅっとクールダウン。飲泉もあります

脱衣所もリノベーション済みで、鏡まわりや洗面スペースまで清潔感たっぷり。気持ちよく着替えられるのもうれしいポイントです。

脱衣所はリノベ済みで、洗面まわりも清潔感バツグン

黄金湯|緑を望む内湯と露天の大浴場

もうひとつの大浴場が「黄金湯」。時間帯によって男女の入浴時間が入れ替わるお風呂で、今回は翌朝5時から利用可能でした。

大きな窓から緑がのぞく、明るく開放的な内湯

大きな窓から緑が差し込む明るい内湯と、竹垣に囲まれた露天風呂の2本立てです。内湯は岩風呂の方が大きいですが、露天があるのはこちらだけ。やさしい風が通り抜けて開放感たっぷり。朝食前に訪れましたが、風が心地よくて気持ちいい、清々しい目覚めとなりました。

竹垣に囲まれた露天風呂。風が通り抜けて気持ちいい

こちらも脱衣所はリノベーションされています。ランプや観葉植物が飾られたおしゃれな空間です。

脱衣所はランプや観葉植物が置かれたおしゃれな空間

【貸切】家族風呂|小さめ浴槽で鮮度の良い温泉

空いていたので貸切の家族風呂へも入らせていただきました。大人2人・子供2人がちょうど良いくらいのサイズ感で、家族が気兼ねなく入れるサイズです。

妙見温泉らしい赤茶色のお湯が、ドバドバと注がれます

妙見温泉の湯はやや白濁することが多いと感じますが、ここは湯船が小さめで鮮度がいいのか、わりと透明寄りでした。成分分析書のとおり、ほんのりと金属の香りも感じられます。

そして、ここも入浴にちょうど良い温度なのに、しっかりがっつり温まります。代謝が上がって、肌もこの数日でとても綺麗になった気がします。今すぐアカスリをしてほしい気持ち。

脱衣所も十分な広さがあり、鏡や洗面台など設備もひととおり揃っています。小さな貸切風呂にはないことも多い成分表もしっかりと掲示されていました。

貸切風呂の脱衣所。扇風機やアメニティもそろっています

ぬる湯(貸切)|37.5℃の不感湯でぷかぷかするのが心地よい

夜には寝湯のある貸切のぬる湯へ行ってみました。37.5℃ほどで、いわゆる不感湯(不感温度湯)に近い感じでしょうか。

浴槽の半分が普通の腰掛けられる深さで、半分が斜めがけになっている寝湯の深さになっていました。

寝湯付きの貸切ぬる湯。ぷかぷか浮かんで極楽です…

ずっとぷかぷかと浮かんでいられて気持ちいい温度です!寝る前に入って自律神経を整えるのがいいかもしれません。

夏には最高ですが、冬は少し寒いかも…!

食事レポート|季節の野菜と玄米がおいしい

夕食・朝食付きのプランを予約していたので、旅館1階のレストランでとってもおいしく健康的な食事をいただきました。こちらのレストランは外来客へランチ提供もしているようなので、日帰り温泉入浴がてらくるのもおすすめです。

夕食

夕食は会席風のコース仕立て。先付からデザートまで、地の食材や季節の野菜をていねいに使ったお料理が、一品ずつ運ばれてきます。彩りも美しく、目でも舌でも楽しめる構成でした。

とうもろこしのお豆腐。甘くてとってもおいしい初夏の一品
せっかくなので地元の焼酎を一合。氷を入れてロックでいただきました
彩り豊かな前菜。涼やかなガラスの器が目にもうれしい
椀物はやさしいお出汁仕立てで、ほっと落ち着く味わい
黒鯛・カンパチ・海老のお造りを、わさびでさっぱりと
帆立の昆布締めをメインにそえた冷菜
焼き物は鱸に季節野菜を添えて
揚げたての天ぷらは、抹茶塩でどうぞ
メインは黒豚しゃぶしゃぶ
締めは玄米ごはん。お味噌汁や小鉢とともにいただきます
デザートは切子のガラス器に盛られたスイカにレモンゼリーでさっぱり

どれもおいしくて、とくに季節の野菜を使ったメニューが絶品でした。とうもろこしの豆腐がお気に入り。

玄米はごま塩が添えられていて、見た目はちょっとお赤飯のよう(甘みはないので、味は玄米+ごま塩ですが)。玄米というより雑穀米に近い感覚でおいしくいただけました。ボリュームも多く、お腹いっぱいです!

朝食

朝食は彩りゆたかな和洋定食。たっぷり白ごはんにお味噌汁、温泉卵に焼き魚やさつま揚げ、ウインナーなど小鉢がたくさん並びます。

朝からしっかり、でも重すぎない、ちょうどいいボリュームでした。

品数ゆたかな朝の和洋定食。これだけそろうと、朝から幸せです

極上の温泉での朝風呂とセットで、なんとも贅沢でゆったりとした朝のひとときを過ごせました。

料金・予約まとめ

内容費用
夕・朝食付き(1名宿泊)約22,000円〜 ※記事執筆時
朝食付き(1名宿泊)約17,000円〜 ※記事執筆時

おひとり様だと22,000円〜という価格帯(2人だと1人17,000円/人)なので、連泊しての長期湯治にはやや贅沢かもしれません。とはいえ「妙見温泉で1〜2泊、気持ちよくゆっくりしたい!」というときには、まさにぴったりの宿だと思います。

また、公式サイトで調べてみた限り、食事なしの素泊まりプランはなさそうでした。

こんな人におすすめ

  • 夕食・朝食付きの旅館がいい
  • おいしいごはんを旅館で食べたい
  • 湯治といえど宿の設備にもこだわりたい
  • 小さな子ども連れの家族や、のんびり快適に過ごしたいご夫婦など

まとめ|じんわり整う、大満足の湯宿

結論、大満足の滞在となりました!あんなに巨大な浴槽にドバドバと源泉が投入されているのを見るのは圧巻です。

良かった点

  • 広くてドバドバかけ流しの岩風呂が最高!人が少なく独泉できるタイミングも多い
  • 37.5℃の不感湯でぷかぷかできる貸切ぬる湯もあり
  • 季節の野菜や地元の食材を使ったおいしい食事が食べられる
  • リノベ済みで水回り含め、部屋・お風呂全体がとってもキレイ

気になった点

  • WiFiが弱く、ワーケーションには不向き
  • 連泊湯治には少し高めの価格帯

湯治宿として連泊するのはちょっと難しい価格帯ですが、また泊まりたいと思える宿でした。

妙見温泉のほかの旅館もいつか制覇して、お気に入りの定宿を見つけたいなと思っています!温泉と、暮らしていきましょう。

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