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2026年6月、ずっと行きたかった鳥取『三朝(みささ)温泉』へ、2泊3日のプチ湯治に行ってきました!今回お世話になったのは、温泉街の中ほどにある旅館『清流荘』。じゃらんで★4.8(予約時点)という高評価が気になって予約した宿です。
この記事では、実際に泊まって感じたお部屋・温泉・食事・料金を、正直にレポートします。
- 三朝温泉『清流荘』の基本情報・アクセス(送迎あり)
- お部屋の様子(別館・広縁つき)
- 4つのお風呂レポート(露天・内湯・岩風呂)
- お食事(夕食・朝食)の内容
- 料金・こんな人におすすめ
『清流荘』の基本情報
| 項目 | 内容 |
| 施設名 | 『清流荘』(三朝温泉) |
| 泉質 | 含弱放射能―ナトリウム―塩化物温泉(ラジウム泉) |
| 料金の目安 | 1泊2食付き 13,500円〜(今回は日曜14,256円・月曜13,365円) |
| 送迎 | あり(事前に電話で予定を確認してくれました!感謝) |
| 予約 | じゃらんなどの旅行サイトから(予約時点で★4.8の高評価) |
※料金・プラン内容などは変わることがあります。最新情報は公式HPや予約サイトでご確認ください。
アクセス|空港からバス+旅館の送迎で向かう
今回は東京から飛行機で向かいました。鳥取空港も初めて!
| 行程 | 内容 | 備考 |
| 往路 | 羽田 9:10 → 鳥取 10:25(ANA) | 当日は10分ほど遅れて到着 |
| 空港〜倉吉駅 | 連絡バスで約50分・1,500円 | 飛行機到着の約10分後に出るバスに接続 |
| 倉吉駅〜三朝温泉 | 清流荘の送迎で約15分 | 倉吉駅前プラザに待ち合わせ |
| 復路 | 鳥取 18:20 → 羽田 19:45 | 帰りも倉吉駅まで送迎+空港バスで帰りました |
初めて降り立った鳥取空港は、想像以上に“コナンくん”一色ですごい…!(青山剛昌先生のふるさとです)。今回は倉吉駅で降りましたが、空港から倉吉駅までのバスにプラス500円で青山剛昌ふるさと館までいくこともできます。

旅館の送迎は、基本は大人数が乗れるワゴン車のようですが、今回はわたし一人だったためかふつうの乗用車で迎えに来てくださいました。チェックインの時間帯よりもだいぶ早く迎えにきてくださってありがたいかぎりです…。
もともとバスで向かおうかと思っていたのですが、事前に電話をかけてくださり、飛行機・バスの到着予定を聞いてくれたところも丁寧さがありうれしいポイントでした。
三朝温泉街は大きめの旅館も並び、川のせせらぎが心地よい、しっとり落ち着いた温泉地です。

お部屋の様子|一番お安いプランなのに広縁つき
かなりお早い11:50頃に到着。館内は昔ながらの建物らしくかなり広めで、どこか懐かしい“昔の旅館”の香りがしました。
荷物だけ預けて温泉街を歩こうと思っていたら、「どうぞ」とそのまま早めにチェックインさせてもらえました。部屋の空きがあったからかと思いますが、とても助かります。
今回泊まったのは別館のお部屋。1番安いお部屋訳ありプランをおひとり様で予約しました。お部屋に入って驚き…。「あれ、一番お安いお部屋でこれですか…?」というくらい広く、広縁までゆったり。

予約したのは“川側ではない・眺望のないぶんお安いプラン”だったはずなので、空きがあってアップグレードしてくださったのかと思います。(じゃらんの口コミでもアップグレードしてくれたという書き込みがありました)

広縁からは緑がいっぱい。窓の外にはこんなに美しい景色が広がっていました。

お部屋の設備や備品もひととおりそろっており、空気清浄機もあります。


お部屋にはお茶請けにお菓子も用意されていました。浴衣はロビー付近にまとめて置かれており、5つのデザインから好きな柄・サイズをチョイス。


トイレと洗面台もお部屋についているので、昔ながらの旅館でも快適に過ごせます。


送迎にしろ、チェックインにしろ、お部屋のアップグレードにしろ…至れり尽くせりでありがたい限りです。
温泉レポート|あこがれのラジウム泉を熱々の露天で堪能
三朝温泉といえば…のラジウム泉、これを楽しみにやってきました。清流荘には複数の浴槽があり、それぞれ雰囲気が異なるので、浴槽の趣向も楽しみながら温泉を堪能することができます。(時間帯ごとの男女交代制)

館内(豆狸の湯)に掲示されていた温泉分析書によると、源泉の成分はこちら。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 源泉名 | 地の恵源泉 |
| 泉質 | 含弱放射能―ナトリウム―塩化物温泉(低張性・中性・高温泉) |
| 泉温 | 源泉61.1℃ |
| pH | pH6.5(中性) |
| ラドン | 249Bq/kg(18.5マッヘ単位) |
| 溶存物質 | 1,416mg/kg(ガス性のものを除く) |
| 主な成分 | 塩化物イオン523.4mg/ナトリウムイオン400.9mg/メタけい酸123.2mg(いずれも1kg中) |
| 加水・加温など | 加水:あり(温度調節のため)/加温・循環ろ過・入浴剤・消毒:なし |
| 分析終了年月日 | 令和7年7月30日(公益財団法人鳥取県保健事業団) |
※館内に掲示されている温泉分析書より。
加温・循環・消毒はなしで、加水は温度調節のために利用する場合があるようです。
露天風呂「ほたるの湯」|まさかの47.8℃!
まず最初に入ったのが、リニューアルされたばかりという女性露天「ほたるの湯」。とにかく綺麗。シャワーはありますが、シャンプー・石けん類は使用不可です。
入り口付近に脱衣スペースがあり、すぐに温泉に入れるのが昔ながらの湯治スタイル。個人的にはこの造りの浴場をみるとテンションがあがります(笑)
まわりは木々に鳥のさえずりと水の音。余計な音がなくて、それだけで整います。

さて入ろう…と試しに浴槽の温度を測ってみたのですが、なんとびっくりの47.8℃。この広さでこの熱さ!?と衝撃です。最近ここまで高温の温泉に入っていなかったので、かなりのサプライズでした。
かけ湯をしっかりして、湯もみで少し冷ましてから入浴。お湯は無色無臭で、温度が高いぶん肌はピリッとしますが、ほぼ中性なのでそれ以外の刺激はありません。
熱すぎて口がポカーンと開いて脱力…でも、これが気持ちいい。一度上がってクールダウンし、もう一度入って、合計3〜4分ほどで満足。「こんなに熱いとは!」とうれしい驚きでした。

推測ですが、この浴槽は加水していないんじゃないかなと思います
お部屋に戻ってゴロゴロしていたら、強烈な眠気で爆睡。三朝の“眠くなる”はほんとうかも…! そして驚いたのが、湯上がりに“ぽかぽか”というより冷えを感じないこと。クーラーの効いた部屋だと足元が冷えがちなのに、それがありませんでした。
内湯「さくらの湯」|子どもも入りやすい通常温度
夜は洗い場を使いたかったので、大きめの内湯「さくらの湯」へ行ってみました。
こちらは驚くほどふつうの温度(体感40℃くらい)で、この浴場に貼られていた成分表には「温度調節のため加水することがある」との記載があり、なるほど納得です。

かけ流しの湯口をうっかり触ったら激熱だったので、入れ替え時に湯もみや加水で調整しているのだと思います。子どもでも入りやすい湯加減で、誰でも安心してゆっくり入れるので、家族連れにもおすすめです。
こちらに入る前に飲泉をしていたのですが、その時に感じた独特な香りがほんのり。基本は無味無臭なのに、温度が下がるとあらわれるこの匂いは何だろう…と表現が難しい不思議さがあります。
岩風呂「豆狸の湯」|熱め&ジャグジーの二段構え
翌朝に入った「豆狸(まめだ)の湯」は、巨大な岩風呂。下の湯船は43.5℃のほどよく熱め。浴場内にある階段をあがると、2人ほどがゆったり入れるジャグジーがあり、驚きました。ジャグジーは体感40℃くらいで入りやすい温度。(ジャグジー効果で空気が混ざって温度が下がっているのかも)

少しジャグジーを楽しんでから、下の熱めの湯へ。やっぱり温泉オタク的には、これくらいのちょい高めの温度が気持ちいい…!
ただ、温度が極端に高いわけでもないのに、なぜか何度も入り直せない不思議な感覚。噂のラジウムのパワーでしょうか。芯から温まるというより、“皮膚の少し下に温かい膜ができる”ような、独特のあたたまり方を感じました。
「白狼の湯」|白狼伝説をなぞらえた浴槽
三朝温泉を発見した白狼伝説になぞらえられた、白狼の湯。こちらは内湯でこぢんまりとしています。

脇の石には、白狼と妙見大菩薩が彫られているようですが、じっくり見てくるのを忘れました…。次回いった時には見に行きたいです。
飲泉もできる
三朝温泉は飲泉もできるので、もちろんいただいてみました。旅館内の飲泉場は露天風呂の近くにあります。

飲んでみた感想としては「ほんのり何かの味がするけど、しょっぱいわけでも甘いわけでもない。(鉱物?の味?)ぐいぐい飲めるほどおいしいわけでもないけれど、伊香保の鉄泉のように飲みにくいこともない」という感じ。ちょっと通りかかったときに健康のために一杯。そんな感じでいただける、飲泉の中では優しい飲み心地でした。
食事レポート|品数たっぷり!温かいものは熱々でお腹いっぱい
今回は2泊とも夕食・朝食をつけました。どちらも会場でいただきます。自分も含め、おひとり様の人が多く、やはり湯治目当ての方が多いのかな、という雰囲気。
夕食|鳥取牛の陶板焼きをはじめ、品数が多くてお腹いっぱい
まず先付けやお刺身などをいただきます。せっかくなので地酒「三朝政宗」を一合(770円)もいただきました。

鳥取牛の陶板焼きと豚しゃぶは、好きなタイミングで自分で火入れができます。食べるのが遅いので、自分のタイミングで火を入れられるのは個人的にはうれしい。


天ぷらや茶碗蒸し、鯛のかぶと煮などは、あとから熱々で運ばれてきます。お吸い物とごはんも好きなタイミングでもらえるので、煮付けをもってきていただくタイミングでいただきました。


一品一品が超凝った趣向…というわけではないけれど、品数が多く、温かいものを温かいまま出してくれるのがとても良いです。品数が多いと冷めてしまうこともありますが、火入れのタイミングを自分で選べたり、ほどよいタイミングで運んできてくれたりするので、ゆっくり食べられてお腹も心も満たされますね。
最後はデザートのプリンで、満腹にて退場しました。

連泊2日目の夕食は、焼き物が大山どり、お鍋が鯛しゃぶ、さらにフグの唐揚げなど、内容を変えてくれていました。


朝食|鳥のさえずりと川の音で目覚める朝
朝は、鳥のさえずりと川の流れる音の中で目覚める最高のスタート。朝食は7:00〜8:15に会場へ自由に行くスタイルで、お味噌汁とごはんはおかわり自由。
麦めしのとろろ飯が人気だそうですが、とろろが苦手なのでわたしは白ごはんで。品数は多めながら、食べるのがゆっくりなわたしでも30分ほどでいただける、ちょうどいい量です。

ロビーでいただける「ラジウム温泉コーヒー」も体験。普段飲むコーヒーとはちょっと違う独特さがありながら、あっさりめで飲みやすい味わいでした。この独特さがラジウム泉の味…?

料金・予約まとめ
今回はわたしはじゃらんから予約しました。
| プラン | 料金(目安) |
| 1泊2食付き | 約13,500円〜(今回は日曜14,256円・月曜13,365円) |
こんな人におすすめ
- 世界有数のラジウム泉で、ゆっくり湯治気分を味わいたい
- 熱めの温泉も、入りやすい温泉も、いろいろ楽しみたい
- 品数の多い食事を、コスパよくいただきたい
- おひとり様・連泊でのんびり過ごしたい
- 子連れでも安心して泊まれる宿を探している(お菓子やサービスがファミリーにやさしい印象でした)
まとめ|“正しい位置に戻される”、整体のような名湯
宿泊おすすめ度 ★★★★☆ 4.5
終始とても親切で、食事もコスパ抜群。お部屋も広縁つきでゆったり
温泉オタク度 ★★★★☆ 4.5
47.8℃の熱々露天から入りやすい内湯まで。じんわり整うラジウム泉。温度調節のため加水している浴槽もあり(露天はおそらく加水なし※推測)
※宿泊おすすめ度=お部屋・食事・サービスなど宿としての過ごしやすさ/温泉オタク度=泉質・鮮度・温度など温泉好きにどれだけ刺さるか(どちらもわたしの主観です)
三朝温泉は、これまでに入ってきた温泉とはまた違い、希少性の高い放射能泉。草津温泉がカンフル剤、妙見温泉が美容クリニックだとすると、三朝温泉は“整体”のよう。じんわりと中から整えられて、体が正しいところに戻されたような感覚でした。間違いなく、大好きな温泉街の仲間入りです。
そして清流荘は、終始とても親切なのが何よりの魅力。お料理も値段を考えれば十分すぎる内容で、「三朝温泉を堪能・ボリュームよく食べたい・コスパよく泊まりたい」人にぴったりの宿だと思います。
わたしも間違いなく再訪するお宿です。みなさんも、温泉と暮らしていきましょう。














